徒手療法と私の想い

キッズのことやスポーツのことばかり投稿している伊藤ですが、、、

本職はリハビリテーション。

今日は、徒手療法についてお話ししいと思います。

徒手療法って何?という人がほとんどだと思います。

イメージ的には整体です。

しかしながら、『整体』と呼ばれるものは無資格でもできちゃうって知ってましたか?

マッサージが上手いから、『整体』を開くというのも当たり前にある現状なんですね、、、

あっ!!

安心してください!!

私は医療系国家資格である理学療法士免許を有しており、その理学療法士の中でも山形ではごく僅かな

『認定理学療法士』を取得しています。

認定理学療法士って何??確かによくわかりませんよね(^ ^;)

理学療法士協会では全21分野に細分化されております。
その分野でより専門性の高い臨床技能を有する「スペシャリスト」『認定理学療法士』と位置づけられています!

2020年時点では
総会員数:129,396名
認定理学療法士取得者数:10,271名
徒手理学療法:222名(山形では2名)→私と後輩。
スポーツ理学療法:609名(山形では3名)→私と後輩ともう1人。

代表の伊藤は、そのマニアックな分野『徒手理学療法』と『スポーツ理学療法』の2分野で『認定理学療法士』を取得しております(^ ^)

徒手療法の習得には、以下のようなことが必要になります。


◎医科学的・臨床的に有効な根拠とクライアントにおける生物心理社会的な背景を考慮する


◎神経・リンパ・筋膜・筋・骨・関節など、対象とする組織ごとに異なる手法を理解し、技術を洗練していくため多くの練習時間と臨床経験が必要になる

小難しいことが出てきましたが、もちろんクライアント様をはじめ一般の方がこれを押さえる必要はありません!

施術に関わるセラピストであれば、当然のように知っていて欲しい原理原則です。

要するに、
ガイドラインに頼り切った『疾患に当てはめた治療』や勘に頼り切った『トライアル的治療』ではなく、
『医科学的根拠と個人の状況を合わせて、最適な方法をマネジメントする』

根本的な解決には、これができることが重要です!

先ほども言いましたが、『整体』としては誰でも開業可能です。

その人がどんな資格を持っているか?身体の知識はあるか??

何も知らない人に大事な身体を預けるのは怖くないですか??

『どんな組織』が『どんなストレス』により症状が出ているかで、『何を選択するか』が重要です!

ただ安静にではなく、、、
(安静の期間にやることは山ほどある。)

痛いのは筋力がないからとかではなく、、、
(力がないから痛い≠痛いから力が出せない。)

痛みに応じて復帰ではなく、、、
(選手任せの復帰≠マネジメント)

根拠を持って説明し、納得の上で最適な施術と指導をさせていただきます!!

組織が損傷し、炎症を起こしていれば時間はかかります。

痛めてから間もない期間であれば、最適な方法で進めていければ復帰は早いです。

無理をして痛みが長期間にわたる場合、他部位の影響、神経の過敏性なども生じてくる可能性が高く、

それだけ時間を要します。

早期治療!それに尽きます!!

患部は安静。

しかし!!!!!!!!!

この時期に必要な部分をしっかりケアすることで、

怪我する前より良いパフォーマンスで復帰する可能性は存分にあります。

きっちり診てくれる人の特徴は
『あなたは、、、』と説明してくれる人。


『肩こりは、、、』とか『この手技は、、、』とか言ってる人、あなたの周りにいませんか??

私は身体と動きのスペシャリストとして、保険診療外ではありますが、保険診療外だからこそできるトータルサポートで、皆様のお力になりたいと思っております。